今週、アメリカで最大の韓国系アメリカ人コミュニティ・バンキング・サービスを提供しているパシフィックシティバンクは、2021年8月30日に発生したランサムウェア攻撃を経験したことを公表しました。
同銀行は顧客に事件を報告し、脅威アクターがシステムからローン申請書、確定申告書類、顧客企業のW-2(源泉徴収票)情報、顧客企業の給与記録、氏名、住所、社会保障番号、賃金や税金の詳細などの情報を入手したことを明らかにしました。
パシフィックシティバンクはこの事件の責任者を発表していませんが、ランサムウェアグループのAvosLockerはこの攻撃を自分たちのものだと主張し、データリークサイトにエントリを公開しています。AvosLockerによって流出したファイルには、パシフィックシティバンクが流出したと公表した情報が含まれています。
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