2022年2月12日(土)、ランサムウェアグループ「BlackByte」は、ランサムウェアの攻撃により、NFLのサンフランシスコ・49ersチームのデータを盗んだことを発表しました。49ersは、サイバー攻撃を受け、ITネットワークの一部に障害が発生したことを確認しました。このインシデントにはランサムウェアが関与していると考えられており、49ersは現在システムの復旧作業を行っていると述べています。
また、このインシデントを発見した後、直ちに調査を開始し、第三者のサイバーセキュリティ企業や法執行機関に協力してもらいながら、インシデントを収束させるための措置をとっていたことを確認しました。また、今回のインシデントは同社のITネットワークに限定されており、他のシステムに波及した形跡はないとのことです。
BlackByteランサムウェアは、サンフランシスコ49ersから盗んだデータの一部をリークしました。このデータは、49ersのネットワークからの2020年分の請求書であるとする292MBのファイルのアーカイブです。
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