人気オンライン図書館アプリ「オンライヘ」のサービスプロバイダーに対するランサムウェア攻撃の可能性があり、問題が発生

2022年4月26日（火）、人気図書館アプリ「Onleihe」は、サービスプロバイダーであるEKZが同月18日（月）にサイバー攻撃を受けたことで、問題が生じていたことを発表しました。このインシデントにより、ekz.de, ekz.at, ekz.fr, divibib.com, divibib user forum, divibib Pentaho statistics page and the catalog data, and ID-Delivery のウェブサイトに影響を及ぼしました。

Onleiheの発表によると、今回の問題はプロセスエラーにより、コピープロテクトで暗号化されているファイルが削除されたことが原因だとされています。今回のEKZに対する事件は、ランサムウェアのグループであるLockBitが主張したものですが、この主張は、2022年4月28日（木）、ギャングがEKZから盗まれたとされるデータを公開した際になされたもので、このことはEKZが身代金を支払わないことを示唆している可能性があります。