2022年2月3日(木)、世界最大級の航空サービス会社であるスイススポーツ社は、ランサムウェアによる攻撃を受け、同社のITインフラおよびサービスに影響が出て、フライトの遅延が発生したことを発表しました。この攻撃は木曜日の朝6時に発生したとみられ、22便に3分から20分の小規模な遅延が発生しました。
2022年2月4日(金)、スイスポート社は、インシデントはほぼ収束し、システムを復旧させてサービスを正常に戻すことができたとツイートしました。しかし、現在、スイスポート社のウェブサイトにアクセスするとエラーが表示されますが、これはインシデントの影響でまだ問題が発生していることを示している可能性があります。
スイスポート社は、遅延が発生する可能性はあるものの、ITシステムのサポートがなくても地上サービスは継続しているとしています。今回のインシデントの原因となったランサムウェアのグループはまだ特定されていません。
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