オーガスタ市に対する攻撃は、BlackByteランサムウェアのギャングが主張したものです。

2023年6月2日（金）、アメリカジョージア州オーガスタ市は、先日のITシステム障害は、ネットワークへの不正アクセスによるものであることを確認しました。同市は、5月21日（日）から技術的な問題が発生し、一部のコンピューターシステムに障害が発生したと説明しました。
“オーガスタ市の情報技術部門は、インシデントの調査、システムへの影響の確認、そしてできるだけ早くシステムの完全な機能を回復するために、引き続き真摯に取り組んでいます。”-市の発表。
行政がサイバー攻撃の内容を明らかにしていないにもかかわらず、ランサムウェア集団「BlackByte」は、オーガスタ市を恐喝サイトに掲載し、責任を主張しています。BlackByteは、オーガスタのコンピュータから盗まれた機密データを含む大量のファイルを保持していると主張し、すでに侵害の証拠として10GBのデータのサンプルを流出させています。盗まれた情報を削除するために要求された身代金は400,000ドルです。また、BlackByteランサムウェアギャングは、興味のある第三者にデータを300,000ドルで転売することを提案しています。