2023年1月18日(水)、KFC、ピザハット、タコベル、ハビットバーガーを展開するファストフードブランド、Yum! Brandsは、ランサムウェア攻撃の標的にされ、ICTシステムに影響が出たため、英国内の300店舗を閉鎖せざるを得なくなったことを明らかにしました。
Yum! Brandsは、この攻撃を受けて、特定のシステムをオフラインにするなどの封じ込め策を展開し、監視技術を強化するなど、対応策を開始したと述べています。また、業界をリードするサイバーセキュリティとフォレンジックの専門家と協力して調査を開始し、連邦法執行機関にも通知しています。
Yum! Brandsは、この攻撃でデータが盗まれたことを確認しましたが、顧客情報が流出した証拠はないと考えています。また、Yum! Brandsは投資家に対して、今回のランサムウェア攻撃による財務上の特筆すべきマイナス影響はないと表明しています。
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