2022年10月25日(火)、ランサムウェアグループ「ハイヴ」は、多国籍コングロマリット「Tata Group」の子会社「Tata Power」が2022年10月14日(金)に公表したサイバー攻撃の声明を出しました。2022年10月3日(月)にTata Powerのデータを暗号化したと述べています。
ハイヴランサムウェアの運営者がTata Powerから盗んだとするデータを掲載していることから、身代金交渉は失敗したとみられています。盗まれたデータのスクリーンショットによると、Tata Powerの従業員の個人を特定できる情報、国民IDカード番号、PAN番号、給与情報などが含まれているようです。さらに、このデータダンプには、エンジニアリング図面、財務・銀行記録、顧客情報などが含まれています。
Tata Power社は、システムを復旧させるための措置を講じ、すべての重要な業務システムは機能していると主張しています。
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