2022年10月14日(金)、ドイツの新聞社「Heilbronn Stimme」がランサムウェア攻撃を受け、印刷システムのほか、電話やメールサービスも機能不全に陥りました。土曜日には、予定されていたすべての訃報をウェブサイトに掲載する一方で、「緊急」6ページ版を発表し、本日、電子ペーパー形式で28ページ版を発行しました。
同社の編集長は、今回の攻撃がプレスドラック社、エコー社、リージョメール社を含むStimme Mediengruppeメディアグループ全体に影響を与えたことも確認しました。新聞社の編集者は、ITシステムの復旧が進む間、自宅のパソコンで仕事をするように言われているとのことです。
メディアグループは、警察、データ保護機関、外部の専門家と協力して、事態を解決できるよう取り組んでいることを確認しました。現時点では、具体的な身代金の要求はされていない模様です。
© 2021 CyberEnsō – 日本サイバーディフェンス株式会社。全著作権所有。