2021年11月3日(水)、英国の政党である労働党が声明を発表し、2021年10月29日に第三者からサイバーインシデントの連絡を受け、党の大量のデータにアクセスできない状態になっていたことを明らかにしました。
「私たちは、第三者からサイバーインシデントについて知らされました。その第三者は、この事件によって、かなりの量の党のデータがそのシステム上でアクセス不可能になったと私たちに通告しました。」 – 労働党
同党は、インシデントを知らされた直後に、英国国家犯罪庁(NCA)、英国国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)、情報コミッショナーズオフィス(ICO)などの関連当局に直ちに報告するとともに、インシデントの影響の全容を把握し、解決するために、第三者の専門家を招きました。
今回の事件に関与したデータには、党員、登録・提携サポーター、その他の個人から党に提供された情報が含まれていました。現在調査中ですが、労働党は、この事件の影響を受けた可能性のある方は、不審な電子メール、電話、テキストメッセージに答える際には注意し、可能な限り2ファクタ認証(2FA)を有効にすることを強くお勧めします。
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