今週、日本最大の損害保険グループである東京海上ホールディングスは、同社のシンガポール支店であるTokio Marine Insurance Singapore (TMiS)がランサムウェア攻撃を受けたことを発表しました。
この事件に関する情報は、事件への対応以外ほとんど公表されていません。東京海上ホールディングスは、ランサムウェアの攻撃はTokio Marine Insurance Singaporeにのみ影響を与え、グループが保有する他の会社は攻撃による影響を受けていないとしています。ランサムウェアがいつ、どのように発生したのか、その影響については明らかにしていませんが、TMiSは攻撃を検知した際、直ちにネットワークを隔離し、地元政府機関に報告したと述べています。
また、「当社グループの顧客情報および機密情報が漏洩した形跡がないことを確認した」としています。
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