ドイツの防衛関連企業、Hensoldt社がランサムウェア「Lorenz」グループによるランサムウェア攻撃を確認
1月 14, 2022
ファッションブランド「モンクレール」、クリスマスイブにランサムウェア攻撃を受け、データ流出を確認した声明を発表
1月 18, 2022

ロシア警察がランサムウェア「REvil」のメンバーを急襲し、660万ドルを押収

2022年1月14日(金)、ロシア連邦連邦保安局(FSB)は、ロシア内務省捜査局と協力して、モスクワ市、サンクトペテルブルク市、モスクワ市、レニングラード市、リペツク市の各地域にある、ランサムウェア「REvil」の14人のメンバーに関連する25の住所の警察による家宅捜索を行いました。 その結果、メンバー14名全員が拘束され、暗号通貨を含む4億2,600万ルーブルをはじめ、60万米ドル、50万ユーロなど、合計で約660万ドル相当の各種通貨が押収されました。また、FSBは、REvilのランサムウェア攻撃で得た資金で購入した高級車20台を押収し、コンピュータ機器や暗号ウォレットを押収することで、REvilの運営に使われていたインフラを破壊したと述べています。

これらの襲撃と逮捕は、現在の米国とロシアの緊迫した関係に基づいた奇妙な出来事と見られています。FSBは、これらの家宅捜索の根拠について、「犯罪コミュニティのリーダーであり、悪意のあるソフトウェアを導入して情報の暗号化、その解読のための金銭強要により、海外のハイテク企業の情報資源を侵害することに関与していることを報告した米国の管轄当局の訴えである」と述べています。

2022年1月15日(土)、モスクワのトヴェルスコイ裁判所は、米国の要請で拘束されたギャングメンバーのうち、少なくとも8人がロシア刑法第187条第2部(違法な金銭の流通)に基づいて起訴されたと発表しました。これにより、メンバーは最大7年の懲役と最大100万ルーブル(約13,150ドル)の罰金を科せられる可能性があります。

「現在、ロマン・ムロムスキー、アンドレイ・ベソノフのほか、以下の人物について、資料が届いているか、もしくはすでに調査が始まっています。ゴロバチュクM.A.、ザイエッツA.N.、ハンスビャロフR.A.、コロタエフD.V.、プズィレフスキーD.D.、マロゼモフA.V.の8人。」モスクワのトヴェルスコイ裁判所

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です