先日、ロサンゼルス市住宅局(HACLA)は、ランサムウェア「LockBit」がTorリークサイトにHACLAを掲載したことを受け、データ漏洩があったことを公表しました。この情報漏洩は、2022年12月31日(土)にHACLAがネットワーク上のコンピュータシステムが暗号化されていることを発見し、すべてのサーバーを停止させ、調査を開始し、2023年2月13日(月)に終了したことを明らかにしました。
調査の結果、2022年1月15日(土)から2022年12月31日(土)までの間に、LockBitがシステムに不正アクセスをしていたことが判明しました。調査の結果、調査対象のサーバーログに基づき、脅威者はHACLAの会員が所有する以下の情報にアクセスした可能性があると考えられています。
– 氏名(ふりがな)
– ソーシャルセキュリティ番号(SSN)
– 生年月日
– パスポート番号
– 運転免許証
– 州発行のID番号
– 納税者番号
– ミリタリーID番号
– 政府発行のID番号
– クレジット/デビットカード番号
– 金融機関口座番号
– 健康保険情報
– 医療情報
HACLAは、影響を受けた個人に対し、アカウントの監視、詐欺警告の設置、および当局へのID盗難事件の報告に関する指示を郵便で通知しました。
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