2021年12月12日(日)、オレゴン州とワシントン州にあるレストラン、パブ、醸造所、ホテルの人気チェーン店であるMcMenaminsがランサムウェアに感染し、攻撃のさらなる拡大を防ぐためにITシステム、クレジットカードのPOSシステム、企業のEメールを停止せざるを得ない状況になりました。ITシステムは停止しましたが、McMenamins社はどの店舗も閉鎖を余儀なくされているという訳ではありません。
「従業員の情報が流出した可能性がありますが、現在のところその事実はありません。影響を受けた可能性のある従業員情報のカテゴリーは、氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号、生年月日、社会保障番号、口座振替の銀行口座情報、福利厚生記録です。」 – McMenamins社
McMenamins社は、最近発表した声明の中で、FBIおよび第三者のサイバーセキュリティ企業と協力して、この攻撃を調査していることを確認しています。McMenamins社は、初期の調査では、顧客情報が漏洩したことを示していないと述べています。今回のインシデントの原因となったランサムウェアギャングは、Contiランサムウェアギャングです。
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