2022年8月31日(水)、モンテネグロ政府は、重要インフラに影響を及ぼした被害と混乱の原因がランサムウェアであることを確認しました。マラス・ドゥカジ行政相は地元テレビで、この攻撃の背後には組織的なサイバー犯罪集団が存在すると述べました。同大臣の発言は引用され、攻撃には「特殊なウイルス」が使用されており、1000万ドルの身代金要求があるということです。
マラス・ドゥカジ大臣は、インシデントの影響が10日目に入ったため、国家はいつサービスが利用できるようになるかの見積もりを出せないことを強調しました。もともとモンテネグロの大臣は、サイバー攻撃はロシアのサービスによって指示されたと疑うに足る十分な証拠があると述べていました。しかし、キューバのランサムウェア一味は、モンテネグロ議会を被害者として挙げ、財務文書、銀行とのやりとり、貸借対照表、税務文書、賠償金、さらにはソースコードまで盗んだと主張しています。
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