2023年1月1日(日)、オーストラリア最大級の大学であるクイーンズランド工科大学がサイバー攻撃を受けたことを公表し、攻撃の拡大を防ぐためにすべてのITシステムを停止させたことを明らかにしました。また、同大学は、このセキュリティインシデントに対応するため、外部の専門家と連携していることを明らかにしました。
大学側の最新情報によると、このサイバーセキュリティ事件によりデータが漏洩したという証拠はないとのことです。しかし、ロイヤルランサムウェア作戦は、サイバー攻撃の責任を主張し、大学から盗まれたとするデータの公開を開始しました。流出したデータには、人事ファイル、電子メールや手紙のやり取り、IDカードや書類、財務・管理書類などが含まれ、ロイヤルランサムウェアの作戦では、攻撃中に盗まれたデータの10%に過ぎないと述べています。
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