2022年8月28日(日)の夜、イタリアのエネルギー機関であるGSEが、犯行声明を出したランサムウェア集団「ブラックキャット/ALPHV」によるランサムウェア攻撃を経験したとのことです。GSEのウェブサイトとシステムは、脅威アクターがGSEのシステム上のデータにアクセスするのを阻止するために停止されたことが報告されています。
イタリアのサイバーセキュリティ当局と警察は、この攻撃について現在も調査を進めており、このインシデントで漏洩したデータの特定を試みています。ブラックキャットランサムウェアグループは、GSEのサーバーからおよそ700GBのファイルを盗んだと主張する新しいエントリーをダークウェブのデータリークサイトに追加しました。ブラックキャットランサムウェアは、盗まれたデータには、契約書、報告書、プロジェクト情報、会計文書、その他の内部文書などの機密データが含まれていると主張しています。
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